札幌市東区あつき動物病院

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犬の減感作療法

減感作療法とはアレルゲンを少量ずつ投与し、その投与量を徐々に増やしていくことによって過敏なアレルギー反応を減らしていく治療法です。
通常のアトピー治療と異なり、アトピーを根本的に治療する方法です。

従来の犬の減感作療法は通院回数の多さや治療期間の長さ、国内に使用できる薬剤が無いなど 様々な問題がありましたが、現在日本国内で販売されている「アレルミューンHDM」を使用することにより
「1週間に1回の注射を6回投与」 治療期間を短縮することが出来ます。
「従来に比べ安全性、有効性の向上」 過敏反応の軽減、約70%の改善率が報告されています。

実際の治療の流れ
1.除外診断
感染性(寄生虫、細菌、真菌)の皮膚炎、食物アレルギーなど、アトピー性皮膚炎以外の かゆみを起こす皮膚病を各種検査、試験治療、アレルギー検査、除去食試験(低アレルギー食のみで2ヶ月間生活)などを 実施し、除外していきます。

2.犬のアトピー性皮膚炎の診断
除外診断および治療反応、アトピー性皮膚炎の診断基準などを考慮し、診断していきます。

3.原因アレルゲンを調べるアレルゲン特異的IgE検査
アレルミューンHDMの適応になるかどうか検査が必要です。

4.アレルミューンHDMによる治療開始
1週間に1回の注射、6回投与による反応を見ます。
反応は様々ですが、効果はゆっくりと現れることが多いようです。

現在、犬のアトピー性皮膚炎の治療薬剤は様々あり、動物の状態、飼い主様の希望などにより 選ぶことが出来るようになっています。
従来からあるステロイド、シクロスポリンから新しいオクラシチニブ、 インターフェロンやオゾン療法などありますが、基本的にはどの治療も継続が必要になります。

その点、減感作療法は反応があれば、休薬することができるので
根治治療を希望する場合や長い治療から開放されたい場合などは減感作療法をおすすめします。
当院にて実施可能ですのでご相談ください。

減感作療法

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