札幌市東区あつき動物病院

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オゾン療法 慢性腎不全への応用

当院は人医療で実施されているオゾン療法を動物達にも実施できます。

オゾン療法とは ヨーロッパで主に行われている医療用のオゾンガスを用いた様々な治療法の総称で オゾン(O3)と生体物質との反応により、自然治癒力を高める治療法です。 犬猫などの小動物に対して主に行われているのはオゾンガス注腸法、皮下注射法(局所注射法)、少量自家血療法などがあります。

オゾン療法の効果として以下の作用があります

1.体内の酸素化
2.末梢循環の改善
3.免疫機能向上(TNF、GM-CSF、インターロイキン、インターフェロンなどのサイトカイン上昇)
4.抗酸化力を向上
5.アンチエイジング

オゾン療法は慢性腎不全への効果は認められているのですが、動物に対してどの程度効果があるのか、どのようなプロトコールがあるのか情報が少ないのが現状です。

当院でも慢性腎不全に対してオゾン療法を実施しています。血液検査数値が低下した例、検査数値は変化が少ないけれども体調が回復した例、皮下点滴の頻度を減らせた例などあります。

オゾン療法だけですべてが改善するわけではありませんが、腎不全の補助療法として期待しています。 また今後は腎不全の進行を抑制する効果を期待して、腎機能低下初期のころから実施していくことができればと思います。 まだまだ動物医療では情報が少ないオゾン療法ですが、今までの慢性腎不全の治療に併用してさらなる治療効果を発揮してくれるでしょう。

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