札幌市東区あつき動物病院

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犬の毛包虫症(ニキビダニ)

犬の皮膚に常在する寄生虫が増加することによって、様々な皮膚症状を起こします。
発症時期により若年発症型と成年発症型に分類されます。

皮膚症状は脱毛、フケ、赤み、湿疹など、その他の感染性皮膚炎に類似します。 また、指端部では指間の腫れなども起こします。

通常、他の動物や人には伝染しません。

皮膚掻爬検査にてニキビダニを検出することにより診断しますが なかなか検出できないこともあります。
皮診から疑わしい場合やその他皮膚炎の治療に反応がない場合は 何度か検査を繰り返します。
ニキビダニの治療は時間が長くかかるため、試験的な治療は向きません。

成年発症型では副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、糖尿病、腫瘍など 免疫を低下させる基礎疾患があることがほとんどのため ニキビダニの治療と並行して、基礎疾患の検出のための各種検査 および基礎疾患の治療が必要になります。
(基礎疾患がある場合、殺ダニ剤の投与だけでは治りません)

殺ダニ治療は通常、長期間の治療が必要で皮膚症状が改善しニキビダニが検出 されなくなってから1ヶ月程度、治療を継続します。 再発もあり、定期的な治療が必要になる例もあります。

殺ダニ剤は毎日投与するものから、週1回投与、3ヶ月に1回投与など さまざまな薬が効果を発揮しますが犬の場合、当院では投与の簡便さ 治療効果の観点から3ヶ月に1回投与の製剤を使うことが多いです。

また、免疫力の低下から発生することがほとんどのため 治療反応率の改善や治療期間の短縮のために 可能ならオゾン療法など免疫賦活治療も併用します。

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