札幌市東区あつき動物病院

お問い合わせはこちら 休診日:火曜、祝日

いざ自分のペットに薬を飲まそうとしたら大変だった、できなかったということありませんか? 飲めないまま様子をみていたら、さらに具合が悪くなってしまうということも。 ペットに内服薬を飲ませる際のちょっとしたコツについてお伝えしたいと思います。

錠剤の場合

錠剤の基本的な飲ませ方は犬猫の口を開いてノドの奥に錠剤をポトンと落とす感じです。 落とせたらすぐに口を閉じて喉(首元)をさすったり、事前に水を吸って用意しておいた注射ポンプやスポイトで水を飲ませます。 ゴクリと喉が動いたらうまく飲めているはずです。

ここでのポイントは口をしっかり開けて口の出来るだけ奥に錠剤を置いてくることです。 薬を投げ入れてはいけません。気管に入っては大変です。

猫は口が小さく人の手が口の中に入らないので、少し上向き加減で口を開いたら、喉の奥めがけて薬をやさしくポトンと落としてあげてください。

口をうまく開けるには、動物の口に左右から人間の親指と人差し指を入れると 口が少し開きますので、それをもう少し広げてください。

それ以外には、一口大の缶詰に錠剤を包んで与える方法も食べてくれることが多いです。 食欲がすごく旺盛な犬の場合はドライフードと一緒のお皿に錠剤を入れてもそのまま食べてしまう子もいます。

粉薬(散剤)の場合

薬を少量の水に混ぜて注射ポンプに取り、犬歯の後ろから口の中に注射ポンプの先を入れて少しずつ飲ませます。 薬を与えるのに慣れていない場合や口を開けるのを嫌がる子はこの方法がやりやすいです。 薬を溶かす液体を水ではなく、ぬるま湯にしたり、ジュースや肉の煮汁にすると飲みやすくなることもありますよ。

缶詰などウェットタイプのフードに粉薬を混ぜて与える方法もあります。 ただ、粉にすると苦い薬ではどちらの方法でも飲んでくれないことが多いのが難点です。

投薬補助食品を使う

これらの基本的な薬の与え方ではうまく投与できないという場合は投薬補助食品を使用するとうまく薬を与えられることが多いです。 錠剤や粉薬を中に入れて丸めると外からは薬が見えなくなり、薬の味もしなくなります。

薬を中に入れる前に、何も入っていない投薬補助食品を少しだけ与えて 事前においしいということを教えて(体験させて)おくと、実際に与えるときに警戒心を抱くことなく食べてくれるようになります。 ぜひお試し下さい。

特に猫ちゃんは毎日の投薬が大変でストレスになります。 こういった補助食品を上手に活用して投薬のストレスから開放されるといいですね。

食欲が少ない時にも薬は与える必要があるので、直接錠剤を口に入れる方法や粉薬を注射シリンジで与える方法はとても大事です。できるようになっていたほうがやっぱり便利。投薬のバリエーションがあると、薬を飲んでくれないときにいろいろ試せるので、普段から色んな方法で与えることを心がけていると、いざというときに困らずにすみますね。

ぜひいろいろな方法をマスターしてください。

あつき動物病院ブログ