漢方
漢方はペットそれぞれの今の状態に合わせて処方するため、同じ病気であっても異なる漢方の処方になることがあります。
そのためその子にあった治療、負担の少ない治療を行っていくことができるのです。
東洋医学の漢方治療は次のような疾患・動物に対して有効に治療できます。
・従来の西洋医学的治療の効果が乏しい老齢動物、慢性疾患
・検査では異常がみられないけれど、何だか具合が悪そう
・病気の再発防止、病気をしない体つくり
当院では西洋医学的治療では維持・コントロールが困難な例や副作用や治療の負担をできるだけ軽減するために
従来の標準的な治療に加えてペット用の漢方を併用して治療効果の改善を図り、負担の少ない治療をご提案しています。
具体的にはアトピー性皮膚炎、再発を繰り返す膿皮症、脱毛・薄毛、皮膚・毛の乾燥
などの皮膚疾患、慢性的な下痢・嘔吐、食べムラなどの消化器疾患、腫瘍の進行抑制、手術後の再発予防、ガン動物の生活の質(QOL)改善
などの腫瘍疾患、椎間板ヘルニア、関節炎、靭帯損傷などの運動器疾患、
ストレス、血栓症、脳梗塞予防、てんかん、膀胱炎、高脂血症など様々な病気に対し漢方を使用することができます。
当院で使用しているペット用の漢方は動物用に調整されており、形は錠剤です。散剤(粉)にしても味がよく
投与しやすいので続けやすいのが特徴です。動物に負担の少ない治療をしたい方。漢方をぜひおすすめします。