札幌市東区あつき動物病院です。皮膚科診療を専門的に行っていることもあり皮膚科の診察件数が多い傾向にあります。今回はその中でもオゾン療法を併用したアトピー性皮膚炎の管理についてです。
最近、当院では犬のアトピー性皮膚炎の薬物治療はオクラシチニブ(アポキル)が主体となっています。治療反応、コスト、副作用の観点からも非常に使いやすい薬です。
ただし、全員がオクラシチニブ(アポキル)とスキンケアだけでコントロールできるわけではありません。
当院では以前よりアトピー性皮膚炎の治療薬であるシクロスポリン単独ではコントロール困難な例にオゾン療法を併用し、良い結果を得ていることが多かったのですが最近ではオクラシチニブ(アポキル)で痒みは減るけれども、満足いくほどではない例にオゾン療法を併用し始めています。
シクロスポリンの例と同様に痒みがコントロールできるように思います。
アポキルやシクロスポリンを投与しているけれど、もう少し痒みを抑えたい方、薬剤の減量をしたい方などにはオゾン療法の併用をおすすめします。
オゾン療法について詳しくは札幌市東区のあつき動物病院へご相談ください。