札幌市東区のあつき動物病院です。猫の慢性腎不全による貧血治療薬についてです。
2023年に猫の慢性腎不全の貧血治療薬としてネコ用エリスロポエチン製剤が新しく登場しました。
慢性腎不全になると腎臓からの造血ホルモンであるエリスロポエチンの分泌が減少するため、貧血症状を引き起こす腎性貧血が起こります。
従来では人用のエリスロポエチン製剤を治療に使っていましたがヒトのエリスロポエチンのため異種蛋白により抗体が作られ、そのうち効果が出なくなる問題がありました。
それが今回、猫のエリスロポエチン製剤のため抗体産生のリスクがほぼなくなります。
投与頻度も従来の1週間毎から2週間毎へ減るため、通院のストレスも減らせるメリットも。
当院でもエポベットによる猫の慢性腎不全の貧血治療を取り入れているため、実施する事ができます。
猫の慢性腎不全による貧血治療にお困りの場合は札幌市東区のあつき動物病院までお問い合わせください。
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