フェレットの骨関節炎

2018/12/4

札幌市東区あつき動物病院です。フェレットを専門的に診察しています。今回はフェレットでは比較的珍しい、関節炎による後肢の異常です。

フェレットが跛行、ふらつきを起こす場合、通常は低血糖や体調が悪いことに起因する後肢のふらつきがほとんどです。

ただし、まれに犬猫と同じように変形性関節症が原因で跛行、ふらつきが起こることがあります。

この例では右股関節脱臼、左股関節の重度の変形性関節症が起こっています。

実際、このフェレットは後肢の跛行がありました。

フェレットは体重が軽いため、関節炎があっても症状を示すことは少なく、このような変形性関節症による症状は珍しいと考えていいと思います。

通常は低血糖や内臓疾患によるふらつきがほとんどのため注意が必要です。

札幌でフェレットの関節炎の治療はあつき動物病院へご相談ください。