犬・猫・フェレットの歯が折れてしまったら

動物はケージをかんだり、ヒヅメや骨など硬いおやつをかじったり、高所からの落下などで歯が折れてしまうことがあります。折れた歯はエナメル質という固い部分が無くなってしまうため、摩耗しやすくなり、歯が短くなってしまいます。歯が短くなると歯の神経が露出し、痛みや感染の原因となることも。

当院ではそういった症例に対し、歯冠の修復を行っています。歯冠の修復とは健康な歯を残し、歯の強度を保つために行うもので、それにより歯の摩耗や神経の露出を防ぎます。

当院で対応している歯科処置は主に以下の3つの処置です。

1.スケーリング・抜歯(乳歯・永久歯)などの歯周病治療

2.神経の露出のない歯の破折「歯冠修復」

3.神経の露出から時間経過の少ない歯の修復「覆罩法」                   神経の露出を伴う歯の破折。また、噛み癖のある動物の犬歯の切断や不正咬合により他の歯や歯ぐきにあたり損傷を与えてしまう歯を短くする場合などに実施します。歯を切断した場合、歯の切り口をそのままにしておくと摩耗して短くなってしまうことがあるので被覆処置が必要です。

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*感染により回復不能な歯髄を除去し、歯を温存する治療「根管治療」は当院では今現在、対応できないため、抜歯を行うか、歯科治療を専門とする動物病院へご紹介しています。

歯が折れてしまったら、様子を見ずになるべく早く動物病院へ受診をしましょう。それにより歯を温存できる可能性が出てきます。