フェレットの臨床検査2

2018/12/4

前回のフェレットの臨床検査について、つづきです。

□ 心電図検査
フェレットではおとなしくしている時間が短いため実施が困難です。フェレットバイトを舐めさせたり、クリップの先にアル綿をつけるなどの工夫をします。測定時に頚部背側の皮膚をつまんでの保定は基本的には行いません。迷走神経に起因した不整脈の原因となります。

□ 超音波検査
無麻酔で行える非侵襲的検査の1つです。フェレットでは毛刈りが必要となることはまれです。犬猫ではルーチンで描出することは少ないですが副腎に関してエコーを行うことは非常に多いです。

□ レントゲン検査
ぐったりしているフェレットでは一人で保定、撮影を行うことができますが通常は2人での撮影となります。読影については基本的には犬猫と同じですが各臓器のレントゲン上でのサイズ比較についてのデータは持ち合わせておりません。

□ 内視鏡検査
全身麻酔下による検査になります。食道、胃、十二指腸などの他、尿道や膀胱内を検査する尿道内視鏡なども犬猫に関しては利用されつつありますが、フェレットでは内径が細いため一般的なサイズのものは使用できません。経鼻内視鏡など5mm程度の太さならフェレットでもスムーズに胃内まで挿入できます。

□ CT検査
□ MRI検査
フェレットで撮影したことはありませんが撮影機会があればテクニックなどを記載します。