フェレットの肥満細胞腫

フェレットでは皮膚に好発し良性の挙動をとる。主に体幹に発生し単独または多発性に発生し、丘疹状の腫瘤で脱毛や発赤がみられ、黒色の滲出性の痂皮があることが多い。
掻痒がみられるため掻いて自壊することも多いです。

まれではあるが内臓型肥満細胞腫は消化管、脾臓、肝臓などに発生し下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こし進行性の病態をとることがあります。

細胞診
独立円形細胞が散在して採取される。
犬猫と異なり顆粒も明瞭ではなく細胞質が赤紫色に濃染してみられるか、淡明な細胞質の円形細胞としてみられる場合がある。

治療
外科的切除により予後良好。外科的切除に際しては念のため抗ヒスタミン剤の投与をする。
また、フェレットの皮膚肥満細胞腫は良性の挙動をとるため経験的にはステロイドの外用で治療することも多いです。ただし同じ部位に再発することも多いようです。